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屋根塗装の耐用年数は何年?劣化のサインやお得に施工する方法を解説

  • 屋根塗装


「屋根の耐用年数はどのくらい?」
「屋根の塗装をするサインは何かある?」

このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

普段目につく場所でないことから、「まだ大丈夫だろう」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

定期的に屋根塗装を行わないと、雨漏りなどのトラブルになることもあります。

本記事では、屋根の耐用年数から、塗装のサイン、塗料の選び方や知っておくと安心な助成金についてもまとめていますので、ぜひご参考ください。

屋根塗装の耐用年数は塗料や屋根材で異なる

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屋根の塗装が必要になるのは、およそ5〜15年ごとと言われています。

下記の2つの観点で耐用年数の違いを解説します。

・塗料による耐用年数の違い
・屋根材の種類による耐用年数の違い

同じ塗料でも外壁に使う場合と屋根材に使う場合、より耐用年数は短いです。

それぞれ詳しく解説します。

塗料による耐用年数の違い

塗料によって耐用年数は異なります。

基本的な塗料の耐用年数の違いは外壁塗装の場合、下記のとおりです。

・シリコン塗料:4〜9年(屋根塗装の場合は4〜9年)
・フッ素塗料:10〜14年
・無機塗料:16〜14年

屋根塗装は、雨風や紫外線が一番当たる場所なので外壁よりも2〜6年ほど短い傾向にあります。

屋根材の種類による耐用年数の違い

塗料に限らず、屋根材の種類でも耐用年数は異なります。

耐用年数はあくまで定期的な塗装メンテナンスを行ったうえでの目安です。

屋根材の塗装を行わなければ、屋根の寿命は短くなるでしょう。

屋根材の種類に合った塗装周期を紹介します。

・トタン屋根に適した塗装周期は5~10年に1度
・スレート屋根に適した塗装周期は8~15年
・ガルバリウム鋼板に適した塗装周期は8~15年
・セメント瓦に適した塗装周期は10~15年

最近では、新築や集合住宅の屋根は主にスレート瓦です。

スレート瓦の場合、8〜15年を目安に屋根塗装を考えておくと良いでしょう。

ただしスレート瓦自体は、雨風を弾くような機能はありません。

塗装のコーティングが剥がれてしまうと、雨漏りなどの原因になります。

耐用年数が近づいてきたら、早めに業者へ依頼をしましょう。

耐用年数が過ぎたことで起こり得る劣化状況


屋根の塗装で耐用年数が過ぎても塗装や修理をしなければ、下記のような劣化状況が見られます。

これらの症状がある場合は注塗装のサインとして注意が必要です。

劣化状況として代表的なものは6つあります。

・ひび割れが発生している
・色があせている
・塗膜が剥がれ落ちている
・サビが発生している
・カビや藻、苔が生えている
・屋根材が破損している

各症状を、1つずつ解説していきます。

ひび割れが発生している

屋根材のひび割れが発生する原因として、経年劣化や飛来物の衝突があります。

飛来物の衝突は、主に台風といった天災によるものです。

屋根材のひび割れは、放置すると屋根材のさらなる破損につながり、雨漏りなどを引き起こしかねません。

早急に業者へ依頼し、対応してもらいましょう。

一部だけ屋根材がひび割れしていても、ご自身で屋根に登るのは危険です。

足の踏み場によっては、瓦を破損してしまい状況を悪化させてしまうかもしれません。

業者に依頼して、プロの手で修繕してもらうことをおすすめします。

色があせている

外壁と同様に屋根の色あせは、塗膜が劣化している状態であることも多いです。

塗膜とは、屋根材の表面を塗装する際にできる小さな凹凸です。

この凹凸は長年の雨風や寒暖差で大きくダメージを受け、塗装した表面が薄くなっていきます。

防水性が低下するため、色あせの症状が出てくるのです。

見栄えも悪いため、美観を維持するためにも塗装を検討すると良いでしょう。

塗膜が剥がれ落ちている

塗膜が剥がれ落ちると屋根材が露出します。

屋根材が露出すると、雨風や紫外線によるダメージを直接受け、屋根材から下部までさまざまな症状が起こりかねません。

代表的な屋根材としてスレート瓦やトタン等があります。

覚えておきたいのは、これらの屋根材には雨風や紫外線を防ぐ機能がありません。

機能を補うための塗膜です。

周期的に屋根の塗装を行い、屋根材の劣化を防ぐ必要があります。

サビが発生している

屋根材が劣化し、割れてしまうような破損が起こると、金属部分のサビが発生します。

小さな金属部分の露出であっても、サビは日を追うごとに腐食が進んでしまいます。

最終的に、腐食すると穴が開いてしまうため、ごく小さなサビを発見したらメンテナンス時期ととらえるようにしてください。

サビが発生してしまったら、塗装を行うようにしましょう。

カビや藻、苔が生えている

塗装によるコーティング機能が失われると、防水性が低下します。

防水性が低下することで、湿気が発生しカビや藻、苔の原因になるため、メンテナンスが必要です。

建物の立地条件によって、日が当たらない箇所は特に湿気が高い時期に雨が上がっても、完全に乾くことはありません。

このような場合には、一般的な周期で屋根塗装を行うには遅い場合があります。

防水性が低下し、雨漏りなどの症状が起こる前に塗装の検討をしましょう。

屋根材が破損している

屋根材が破損しているのを見つけたら、早急に修理をする必要があります。

屋根材の表面上のコーティングはもちろん、破損となると雨漏りが起こったり、雨漏りの湿気でシロアリが発生したりするリスクが高くなるからです。

この場合は業者に依頼し、状況を把握する点検から見積もり作成を依頼します。

屋根塗装に最適な時期

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屋根塗装を行う時期は、春が最も適しています。

春は湿度が低く、天候の変動も少ないからです。

気候の安定した春は、屋根塗装の耐用年数を延ばす効果もあります。

梅雨の時期や猛暑の時期など、気象条件が悪い状態で塗装をすると施工不良が起こりやすいので、時期も考慮しておくと良いでしょう。

この場合、業者も受注が多く多忙な時期になるので、早めに依頼しておくことをおすすめします。

屋根塗装をお得に行うためのコツ

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屋根塗装をお得に行うには、コツを知っておく必要があります。

・耐用年数が長い塗料を使用する
・自治体の助成金制度を利用する
・外壁塗装も同時に行う

それぞれ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

耐用年数が長い塗料を使用する

屋根の塗装をお得に行うコツとして、耐用年数が長い塗料を使う方法があります。

1度の出費は大きくなりますが、塗料の機能性が高いとトータルでの塗装回数が少なくなります。

トータルの塗装回数が少なくなると、総費用はお得になる可能性が高いです。

予算との兼ね合いにはなりますが、使用する塗料を業者に相談してみましょう。

自治体の助成金制度を利用する

自治体によっては、住宅のリフォームやメンテナンスの際に助成金が給付される場合もあります。

具体的な自治体の助成金制度についてはお住まいの自治体に問い合わせしてください。

ただし、リフォームにおいても細かな条件があります。

まずは住まいの地域に助成金制度があるか確認し、条件をチェックしましょう。

確実な情報が手に入るのは、自治体の公式サイトになります。

不明な点がある場合は、業者または実際に市役所に問い合わせてみてください。

外壁塗装も同時に行う

可能であれば、屋根塗装に限らず外壁塗装も同時に行うことが費用削減につながります。

これは足場を組む料金を2回に分けるのではなく1度で済ませられるからです。

1回の塗装で見ると費用は高くなりますが、住宅全体のメンテナンス費用としては抑えられる傾向にあります。

タイミングが合う場合には、同時塗装を検討する価値はあります。

現実的には1度の出費が高くなるため、その点は理解しておきましょう。

屋根塗装の耐用年数が近づいたら業者に相談しよう


屋根の塗装の時期は、普段目につかない分後回しにしがちです。

しかし、屋根は外壁よりも大きなダメージを受けているため、定期的に点検と塗装が必要になります。

実際に屋根材が破損し雨漏りなどのトラブルが起きてしまうと、場合によっては屋根葺き替え工事になる恐れもあります。

屋根の塗装は費用もかかるため、計画的に行うことを意識して検討してください。

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