屋根塗装のひと手間「縁切り」
- 屋根塗装
みなさん、こんにちは。
塗替え工房ながもち君・愛媛店です🏠
屋根・外壁塗装をする際に、工事期間中は足場やネットがあるため、お客様から中の作業風景はなかなか見えませんよね。
特に屋根の上ではどんな作業が行われているか気になる方もいらっしゃると思います。
今日は、屋根塗装の作業工程をお伝えさせていただきます😊
まず、屋根にもたくさん種類がありますが、今回はセメント系のスレート瓦をご紹介します。
スレート瓦のメンテナンス時期は一般的に10年~15年と言われています。
スレート瓦は軽くて丈夫でお値段もお手頃なため広く普及されました。しかし、日々の天候の影響で表面の塗膜が劣化してくると、雨や雪をセメントが吸い乾燥するという現象が繰り返し起こり、瓦が脆くなると割れの原因になってしまいます。
瓦の劣化を防ぐために、定期的な塗装等によるメンテナンスを行っていきましょう。
屋根の上でどんな長持ち作業が行われているか、ご紹介いたします。
①高圧洗浄
まずは、古い塗膜や汚れを落とすために高圧洗浄をしていきます。
②屋根補修
屋根に上がり、割れやズレなどがあった場合には、補修や交換をしてきれいな状態にしてから塗装作業に入ります。
③下塗り作業
屋根材と塗料の密着をよくするために、下塗り作業(シーラー作業)をしていきます。
以前と全く違う色で屋根を塗る場合も、この下塗りがクッション材となり安心して新しい色を塗る事ができます。
④ひと手間ポイント☆瓦の縁切り!
スレート瓦で大事なひと手間がこの「縁切り」と言われる作業です。
この縁切り作業を知らずに塗装をすると、水の逃げ道がなくなってしまい、雨漏れや塗膜剥離の原因になります。
「縁切り」作業とは、瓦と瓦が重なっている部分の隙間を空ける作業の事です。スレート瓦の塗装を行う場合、瓦と瓦の重なりの隙間を塗料が覆ってしまい塗料が乾いた時にくっついてしまいます。くっついた部分を、カッターや皮スキ、タスペーサーを使って縁切りしていきます。
⑤中塗り作業です
⑥上塗り作業・光触媒コーティング
上塗り作業をした後に、光触媒塗装をかける事によってより長持ち塗装になります✨
⑦付帯塗装・ケレン
屋根板金部分では、一度ケレン作業をして塗膜や表面部分の調整をします。
錆止めを塗った後に、塗装をしていきます。
いかがだったでしょうか^^?
屋根の塗装だけでもたくさんの工程があります。
一つ一つ丁寧に仕上げ、外壁同様に屋根も長持ち塗装していきます!