外壁塗装で人気の色は?色選びで失敗しないコツや注意点を紹介
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「外壁塗装って何色が人気なの?」
「外壁塗装の色を選ぶときの注意点が知りたい」
外壁の色は建物の印象を大きく左右するものの、後悔しても簡単に塗りなおすことはできません。
選んだ外壁の色によっては傷や汚れが目立ったり、色あせしやすい色だったりすることがあります。
本記事では、外壁塗装で人気のある色と色選びで失敗しないコツなどを紹介します。
外壁の色は後悔したくないものの、どのような色を選んだらいいのか悩んでいるという方はぜひご一読ください。
外壁塗装で人気のある色
![色 こだわり 外壁塗装 施工事例 アフター](http://www.nurikaekobo-ehime.jp/wp-content/uploads/2023/10/image8-e1696775341857.jpg)
外壁塗装は好きな色という理由だけで決めてしまうと後悔することがあります。
外壁の色には、メリット・デメリットがあります。
外壁塗装で人気のある色は、大きく分けると下記の4つです。
・グレー(灰色)系
・ブラウン系
・ホワイト・クリーム系
・ブラック(黒)・ネイビー系
これらの色を選ぶメリットとデメリット、知っておいてほしい注意点などを詳しく解説します。
グレー(灰色)系
グレー(灰色)系は、汚れが目立たないというメリットがあります。
おしゃれ感がありつつ周囲の家とも調和しやすいので、どのような家にも合わせやすい落ち着いたカラーです。
建具やサッシとの調和も取りやすい色なので、大変人気があります。
おしゃれで洗練された雰囲気の家が好きな人におすすめです。
ブラウン系
ブラウンはベースカラーとしても、アクセントカラーとしても使える汎用性が高い色です。
温かみがある印象を持ち、シンボルツリーや庭の植物との相性も良いでしょう。
使用する際の注意点は、同じブラウンでも黄味が強いものと赤味が強いものでは印象が違うことです。
思っていた色と違うと感じることもあるので、大きめの色見本できちんと確認しましょう。
ナチュラル系の家を目指す人にはおすすめです。
ホワイト・クリーム系
ホワイト・クリーム系は外壁塗装の定番色です。
明るく清潔感があり、ツートンカラーやアクセントカラーとも相性がいいのでよく使われます。
しかし汚れやコケ、傷などが目立ちやすいのがデメリットです。
気になる人は、真っ白ではなくクリーム系の色にすると汚れやコケなどが目立ちにくくなります。
飽きがこない定番色を探している人にはホワイト・クリーム系がおすすめです。
ブラック(黒)・ネイビー系
ブラック(黒)・ネイビー系は、クールでスタイリッシュな印象を与えます。
汚れが目立ちにくく色あせもしにくいため、外壁の劣化が目立ちません。
サッシの定番色であるシルバーとも相性が良いです。
注意点としては、傷や黄砂が目立ちやすいところです。
濃い色は熱を集めやすい特徴もあるため、遮熱効果のある塗料を選ぶなどの工夫も必要になります。
個性的でおしゃれ感のある家に憧れている人におすすめです。
外壁塗装で失敗しないための色選びのコツ
![外壁塗装 色変え 施工事例 アフター](http://www.nurikaekobo-ehime.jp/wp-content/uploads/2023/10/image2-e1696775231724.jpg)
外壁塗装で失敗しないための色選びのコツは下記の3つです。
・汚れが目立ちにくい色か
・周囲の家との調和が取れているか
・サッシや付帯部、屋根との組み合わせはどうか
これらの失敗しないためのコツを知っていれば、外壁塗装の色選びで後悔することは少なくなります。
汚れが目立ちにくい色か
汚れが目立ちにくい色かどうかは、色選びの大切なポイントです。
一度外壁塗装をすると、後悔しても塗り替えることは難しいものです。
塗装が完成してきれいなうちは満足していても、汚れが目立つころに色の選択を後悔することがあります。
定期的にしっかりと塗装のメンテナンスをする必要があります。
少しでもメンテナンスの頻度を少なくしたい方は、汚れが目立ちにくい色を選ぶようにしましょう。
周囲の家との調和が取れているか
自分の家だけを見ると理想的でステキな外壁でも、周りの家との調和が取れていないと悪目立ちすることがあります。
とくに新築で同じような形の家が並ぶ住宅街では、周りの家との調和が気になるかもしれません。
原色を多用した個性的な外壁だと、悪目立ちしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
サッシや付帯部、屋根との組み合わせはどうか
外壁塗装は外壁だけで考えるのではなく、サッシや付帯部、屋根との色の組み合わせも大切です。
サッシや付帯部、屋根との組み合わせをアクセントにして、それに合う色で決めると建物全体のまとまりがよくなります。
とくにサッシや付帯部の色は変えられないこともあるので、外壁塗装の色を考えるときは、それに合う色を選ぶと失敗が少なく済みます。
外壁塗装の色を選ぶ際の注意点
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外壁塗装の色を選ぶ際の注意点は下記の3つです。
・色あせや変色しやすい色は避ける
・濃い色から薄い色への塗装は難しい場合がある
・使用する塗料のグレードに注意する
1つずつ詳しく説明します。
色あせや変色しやすい色は避ける
濃い原色は外壁で利用すると変色しやすい色です。
黄色・赤・紫・緑などは紫外線に弱く、日焼けや経年劣化で色あせや変色が目立ちます。
色あせしにくい色に比べると、こまめな掃除や塗り替えなどのメンテナンスが必要です。
きれいな状態を保つためには手間も費用もかかることを考慮すると、色あせや変色しやすい色は避けるほうが無難かもしれません。
濃い色から薄い色への塗装は難しい場合がある
現在の外壁塗装が濃い色の場合、薄い色に塗装するのは難しい場合があります。
一度塗っただけでは思い通りの色が表現できない可能性があるため、何度も塗ることになり費用がかさんでしまいます。
「濃い色に飽きてしまっても、次のメンテナンスのときに薄い色に変更すればいい」と思っている人もいるかもしれませんが、うまくいかない場合があることを知っておきましょう。
使用する塗料のグレードに注意する
塗料にはいろいろな種類があるので、使用する塗料のグレードは必ず確認しておきましょう。
塗料のグレードによって、耐用年数や費用が異なります。
遮熱や光触媒など特殊な塗料を除いた一般的な外壁・屋根塗料には以下の種類があります。
・シリコン塗料
・フッ素塗料
・無機塗料
塗料によって性能や特徴が違うので、依頼する業者にどの種類のものを使うのか確認するようにしましょう。
外壁塗装に関するよくある質問
![](http://www.nurikaekobo-ehime.jp/wp-content/uploads/2023/10/IMG_5449編集.jpg)
外壁塗装の色で悩んでいる人が疑問に思うことを、1つずつ解説していきます。
・外壁塗装の耐用年数は?
・色あせが目立たない色は?
・外壁塗装にかかる費用の目安は?
同じ悩みがあれば、ぜひご覧ください。
外壁塗装の耐用年数は?
外壁塗装の耐用年数は、塗料によって異なります。
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年
耐用年数の長い塗料を使うことで塗り直しの回数は減り、コストパフォーマンスが良くなることもあります。
価格だけに注目するのではなく、耐用年数もきちんと確認しましょう。
色あせが目立たない色は?
色あせが目立たない色は、「白・アイボリー系」と「黒・ネイビー系」です。
色あせは、紫外線による劣化が大きな原因です。
外壁の色あせを完全に防ぐことは難しいですが、色あせしにくい色を選ぶと美しい色を保ちやすくなります。
そのほかにはグレーやシルバー、ブラウンなどの中間色も色あせしにくい色として人気です。
一方で色あせが目立つ色は、紫外線に弱く塗料が酸化しやすい赤や黄色などの色です。
外壁塗装にかかる費用の目安は?
約30坪ほどの住宅を例に、外壁塗装にかかる費用の目安を紹介します。
・外壁のみの塗装:70〜110万円
・外壁塗装+屋根塗装:110〜160万円
外壁塗装には「足場の設置代」も含みます。
そのため、外壁塗装だけではなく、屋根塗装も一緒にすることで足場設置の手間や時間の短縮ができます。
費用相場は塗装環境や使用する塗料によっても異なるため、あくまで目安です。
外壁塗装の色はポイントを押さえながら選ぼう
![松山市外壁塗装U様邸](http://www.nurikaekobo-ehime.jp/wp-content/uploads/2023/03/photo-output_2.jpg)
外壁塗装は7〜20年ほどの耐用年数を持つので、失敗したと思っても簡単に変更はできません。
そのため、失敗しないコツを押さえて後悔しない色選びをすることが大切です。
本記事で説明した通り「汚れが目立ちにくいか」「周囲の家との調和はどうか」「サッシや建具との組み合わせはどうか」などをふまえて検討しましょう。
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