外壁塗装に足場は必要?費用相場や高くなるケースについて紹介
- 外壁塗装
「外壁塗装に足場は本当に必要なの?」
足場代は外壁塗装工事の中でも費用の割合が高く、できるだけ費用を抑えたいと思っていませんか。
足場は工事が終わってしまえば最終的には撤去してしまうものなので、なるべく節約したいと検討している方も多いでしょう。
本記事では外壁塗装に足場が必要な理由や足場の費用が高くなるケースについて、わかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてください。
目次
外壁塗装に足場が必要な理由
![着工愛媛県松山市O様外壁塗装工事](http://www.nurikaekobo-ehime.jp/wp-content/uploads/2023/09/111E3F42-97BD-4A4A-8408-94623DF861E2.jpg)
外壁塗装に足場は必要ないと思われる方もいます。
しかし、外壁塗装をおこなう際には必ず足場も必要です。
足場が必要な理由は、下記の3つになります。
・作業効率の向上
・職人の安全確保
・近隣住民への配慮
それぞれ、詳しく解説していきます。
作業効率の向上
足場がない場合、作業員は脚立やハシゴを持ち運び設置する必要があります。
脚立やハシゴを持ち運ぶために作業員の移動に時間がかかるので、作業効率はよいとはいえません。
一方で足場があれば資材や道具を効率的に運搬でき、作業効率の向上が期待できます。
また、足場は作業スペースとして活用できるため塗料や工具を置くスペースを確保できます。
職人の安全確保
足場がないと、職人は高所での作業に必要な安定した場所が確保できません。
そのため、転落や落下などの危険が伴います。
高所での作業は体力的にも負担が大きく、疲労による事故の可能性もあります。
一方、足場があると安定した作業環境を整えることが可能です。
足場を設置することにより、転落や落下などの事故のリスクが低下し安全に作業を進められます。
円滑に工事をおこなうためには、足場の設置は必要不可欠です。
近隣住民への配慮
足場があれば、飛沫防止シートをかけることで養生ができます。
外壁塗装の際には、塗料や高圧洗浄作業で発生した汚水の飛散に気をつけなければいけません。
近隣に飛散しないように、養生をしっかりとおこなう必要があります。
高圧洗浄水や塗料の飛散は、近隣住民とのトラブルの原因や工期の遅れにつながります。
足場設置は近隣住民とのトラブルを未然に防ぎ、外壁塗装を円滑に進めるためにも必要な作業です。
外壁塗装の足場の単価と費用相場
![修繕工事,外壁塗装,長寿命化工事,改修工事,外壁塗装,屋根塗装,防水](http://www.nurikaekobo-ehime.jp/wp-content/uploads/2023/09/photo-output.jpeg)
足場代は、足場の面積に単価をかけることで算出できます。
ただし、下記の条件によって費用は変動します。
・足場の種類
・足場の高さ
・足場を設置する建物の形状
・足場を設置する場所の条件
外壁塗装の足場代は塗り替え工房ながもち君の場合、770円/平方メートル程度になります。
2階建住宅と比べて3階建住宅の場合は足場代が高くなりますので、別途見積もりが必要です。
見積もりをとるなど事前に確認がおすすめです。
外壁塗装の足場代が高くなるケース
![松山市外壁塗装,愛媛県外壁塗装,松山市屋根塗装,塗装](http://www.nurikaekobo-ehime.jp/wp-content/uploads/2023/08/image0-43.jpeg)
外壁塗装の足場代は住宅の高さや足場の設置状況、面積によって高くなるケースがあります。
足場代が高くなるケースは下記の3つです。
・3階建て以上の住宅を塗装する場合
・敷地内で足場が組みにくい場合
・建物の面積が大きい場合
それぞれ、詳しく解説していきます。
3階建て以上の住宅を塗装する場合
3階建て以上の住宅を塗装する場合は、費用が高くなります。
3階建て以上の住宅は、2階建て住宅に比べて壁面積が大きくなるからです。
そのため、足場を組む面積も大きくなり費用が高くなります。
さらに3階建て以上の住宅は、足場の設置や解体にかかる時間も長くなります。
設置や解体に時間がかかると人件費がかかり、結果として足場にかかる費用が高くなってしまうのです。
3階建て以上の住宅の場合には、足場代も高くなることを覚えておきましょう。
敷地内で足場が組みにくい場合
敷地が狭く隣家との距離が近い場合や、敷地内で足場を組みにくい場合には、足場代が高くなるケースがあります。
また、足場を設置する際に道路や歩道を占用する必要がある場合は、道路使用許可や道路占有許可が必要になります。
許可の取得にかかる費用も足場代に上乗せされることがあるので確認が必要です。
建物の面積が大きい場合
建物の面積が大きくなればなるほど、足場を組む面積も大きくなります。
そのため、必要な足場の枚数や部材も増えるので費用も高くなります。
また、建物が大きくなるほど足場を組む作業も複雑です。
作業時間や労力も増えるため、費用が高くなる傾向にあります。
外壁塗装の足場代をお得にするコツ
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外壁塗装の足場代を少しでもお得にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
以下の2つのコツを実施すると、外壁塗装の足場代を安くできる場合があります。
・屋根塗装と同時におこなう
・補助金や助成金を利用する
なぜお得になるのか、それぞれ解説します。
屋根塗装と同時におこなう
屋根塗装と外壁塗装を同時におこなった場合、足場の設置は1回で済むのでお得です。
ただし屋根塗装と外壁塗装を同時におこなうので、両方の塗装代プラス足場代になるため1回の支払い費用は増えます。
また、外壁の劣化と屋根の劣化が同じ時期に起きるとは限りません。
屋根と外壁の劣化具合は、建物の構造や立地条件、塗料の違いが影響するからです。
まだ塗装の必要がない屋根の塗装をおこなっても節約にはなりません。
外壁塗装と屋根塗装のタイミングが合えば、同時におこなうと足場代が1回分で済むと考えてください。
補助金や助成金を利用する
お住まいの自治体の補助金や助成金制度を調べて、活用を検討するのも費用をお得にするコツのひとつです。
自治体によっては、外壁塗装に対する補助金や助成金を実施しているところがあります。
該当する補助金や助成金制度があれば、利用して外壁塗装の費用を抑えられる可能性があります。
お住まいの地域の自治体のホームページや窓口で確認してください。
また、補助金や助成金には審査や申請期限があります。
事前に要件も確認しておきましょう。
外壁塗装および足場のDIYはおすすめできない
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外壁塗装および足場の設置には、技術と経験が必要です。
そのため、素人のDIYはおすすめできません。
外壁塗装は塗料の選定や下地処理、塗装作業など、専門的な知識と技術が必要です。
素人がDIYでおこなうと、塗料の選び方や下地処理が不十分で仕上がりも悪くなる恐れもあります。
メンテナンスとして実施した外壁塗装で、不具合が出ると意味がありません。
足場の設置をDIYでおこなう場合、足場の強度や安定性が確保できない可能性もあります。
作業中の転落など、事故につながる恐れもあります。
外壁塗装や足場のDIYは、費用を抑えたいという理由で検討される方もいるかもしれません。
しかし安全性や仕上がりの良さを考えると、業者に依頼することをおすすめします。
外壁塗装および足場組み立ては業者に依頼しよう
外壁塗装では、作業効率や安全性確保などの理由から足場の設置が欠かせません。
外壁塗装をおこなう場合の足場設置は、必要経費だと考えましょう。
また、DIYでは安全性の確保も難しいため業者に依頼するのがおすすめです。
失敗しないためにも、外壁塗装と足場の組み立ては豊富な経験と技術を持つ専門業者に依頼しましょう。
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