外壁塗装の膨れの補修方法とメンテナンスの重要性を合わせて紹介
- 外壁塗装
「外壁塗装の膨れが発生する原因を知りたい」
「外壁塗装の膨れを補修する方法を知りたい」
「外壁塗装の膨れを補修しないとどうなるの?」
自宅で外壁塗装の膨れを見つけた方は、このようにお考えではありませんか?
外壁塗装の膨れは、放置しておくと外壁の被害が拡大してしまう恐れもあります。
外壁塗装の膨れを見つけたときに慌てなくていいように、本記事では下記の内容をお伝えします。
・外壁塗装の膨れとは
・外壁塗装の膨れの補修方法
・外壁塗装の膨れの原因
・外壁塗装の膨れの補修を業者に依頼すべき理由
外壁塗装の膨れを発見したときにどういった対処をすればいいか知っておくことで、慌てずに対応できます。
ぜひ、外壁塗装の膨れの補修方法についてご覧ください。
目次
外壁塗装の膨れとは
外壁塗装の膨れとは、塗膜が剥離している状態のことです。
外壁塗装によって作られた塗膜に気泡が生じたり、一部が水膨れになったりすることで膨れになります。
塗膜が剥離した状態になっている膨れでは、塗装に本来期待されている性能が発揮できません。
そのため、外壁塗装の膨れを発見した場合には早めの補修が必要となります。
外壁塗装の膨れの適切な補修方法
外壁塗装に膨れが見つかった場合には、適切な補修が必要です。
具体的には、下記のような方法で補修を行います。
・膨れや剥がれがある場所をヘラや研磨で整える
・整えた箇所だけで済む場合は、周りの壁と合う色で部分塗装する
下塗り・中塗り・上塗りといった通常の塗装の流れと同じ方法で、補修を行います。
前回の塗装に問題があった場合には、全面剥離を行い塗装のやり直しをすることもあります。
外壁塗装の膨れの原因
外壁塗装に膨れが発生する主な原因は、下記の4つです。
・経年劣化の影響
・施工不良の可能性
・雨水や湿度などの外的要因
・使用している塗料や下地の問題
原因を特定することで補修方法が変わってくるので、まずは原因がどれなのか確認しましょう。
経年劣化の影響
外壁塗装の膨れには、経年劣化が影響している場合があります。
使用している塗料の性能にもよりますが、耐用年数を一つの目安とするとわかりやすくなります。
塗料別の耐用年数は、下記のとおりです。
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年
経年劣化は、耐用年数以外にも周辺環境にも左右されるものです。
お住まいの地域の特性を考慮する必要があり、場合によっては上記年数まで塗料が持たない場合もあります。
施工不良の可能性
外壁塗装の施工不良が、膨れの原因になる場合もあります。
施工不良で膨れが発生する主な原因は下記のとおりです。
・高圧洗浄が不十分
・下地処理が不十分
・下塗りが不十分
・塗料の乾燥時間を守っていない
施工不良が原因で膨れが発生する可能性があることをおぼえておきましょう。
施工不良が原因でない場合には、膨れなどよりもチョーキングなど別の症状が現れる可能性が高いです。
耐用年数に満たず、先に膨れなどが発生した場合は、施工不良の恐れがあります。
雨水や湿度などの外的要因
周辺環境によって外壁塗装に膨れが発生する可能性もあります。
寒冷地では水分が凍結することで膨張し、塗装を押し上げてしまう可能性もあります。
凍結と融解を繰り返すことで、塗装がダメージを受けるためです。
外壁塗装に膨れが発生したときには、雨水や湿度などの外的要因がないか確認しましょう。
使用している塗料や下地の問題
使用している塗料や下地の問題によって、膨れが発生する場合もあります。
塗料や下地には、素材によって向き不向きがあるからです。
外壁の素材との相性が悪い場合、塗料の密着性が本来の性能を出せない可能性もあります。
外壁の素材にあった塗料や下地をつかっているかどうか確認してみましょう。
外壁塗装の膨れ補修方法の理解が大切な理由
外壁塗装に膨れなどの不具合が発生した場合には、補修が大切です。
外壁塗装の膨れは放置すると、剥がれる可能性もあるからです。
剥がれてしまうと、外壁材を腐食する可能性もあるため早めの補修が必要になります。
補修が遅れるほど、外壁への被害が大きくなる可能性があるので早めの対策をおすすめします。
外壁塗装の膨れ補修方法は自分で実践できる?
外壁塗装の膨れが一部分の場合、自分でDIYで対応できるのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。
DIYの場合と業者に依頼する場合のメリットとデメリットを紹介します。
DIYで補修するメリットとデメリット
DIYで外壁の膨れを補修するメリットは、費用が安くすむことです。
ただし、デメリットとして下記のような問題があります。
・場所によっては、危険を伴う可能性がある
・不具合なく塗装ができるかわからない
外壁塗装の膨れの補修では、高所での作業が必要な場合もあります。
危険を伴うため、できればDIYで対処せず業者に依頼するのがおすすめです。
業者に依頼して補修するメリットとデメリット
業者に依頼して補修するメリットは、技術を持った職人に施工してもらえることです。
業者に補修を依頼するデメリットは、費用がかかる点です。
ただし、DIYで補修するよりも確実性が高く外壁を守るという点では業者への依頼をおすすめします。
費用はかかりますが、建物に悪影響を及ぼしては意味がありません。
外壁の膨れを発見したら、業者に補修を依頼しましょう。
外壁塗装の膨れを業者へ依頼する場合、どうやって業者を選べばいいか迷う方もいるかもしれません。
そこで次は、信頼できる業者の選び方を解説します。
外壁塗装の膨れ補修は信頼できる業者に依頼しよう
外壁塗装の膨れの補修はDIYで対応できる場合もありますが、危険も伴うため基本的に業者へ依頼するのがおすすめです。
信頼できる業者に依頼するために、下記の内容を紹介します。
・信頼できる業者の選び方
・業者に依頼する際の注意点
短期間で再び外壁の膨れが発生しては修理を依頼する意味がないので、信頼できる業者を選びましょう。
信頼できる業者の選び方
信頼できる業者を選ぶために見ておきたいポイントは、下記の4つです。
・良い口コミがあるか
・施工実績は多くあるか
・調査機材が揃っているか
・専門技術者がいるか
外壁塗装を行っている業者のなかには、公式サイトを持っている業者もあります。
公式サイトをチェックして上記ポイントを満たしているか確認してみましょう。
業者に依頼する際の注意点
業者に外壁塗装の膨れの補修を依頼する場合、下記のような注意点があります。
・値段で勝負する業者(値引き幅が大きい)
・過剰に危機感を伝えて契約を急かす業者
・強く不安をあおるような業者
外壁塗装を扱う業者のなかには、良い業者もいれば残念ながら悪い業者も存在します。
悪い業者に騙されないためには、注意点を意識して業者を選び、依頼をしましょう。
外壁塗装の膨れの補修方法を知ってメンテナンスをしよう
本記事で紹介した内容をまとめます。
・外壁塗装の膨れは、塗膜が剥離している状態
・補修方法は、基本的に塗装の流れと同じ
・外壁塗装の膨れの原因はいろいろあるので特定する
・外壁塗装の膨れの補修はDIYより業者へ依頼するのがおすすめ
・外壁塗装の膨れの補修は信頼できる業者に依頼する
外壁塗装の膨れの補修方法や業者への依頼方法をしっておくと、膨れが発生したときに慌てずにすみます。
大切な建物を守るためにも、定期的に外壁に膨れがないか確認しましょう。
外壁の膨れを発見したときにはなるべく早めに対応してください。