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シーリング劣化の原因と症状の確認方法からメンテナンスまでを解説

  • 外壁塗装

砥部町周辺の外壁工事事例②アフター
外装塗装のシーリングが劣化する原因や確認する方法、適切な対処法について知りたい方もいるのではないでしょうか。

シーリングが劣化すると、その部分の防水性が失われ雨漏りを招くばかりか、建物の寿命にも影響します。

本記事では、下記の内容についてお伝えします。

・シーリングの基礎知識
・シーリングが劣化する原因
・シーリングの劣化の確認方法
・シーリングの劣化を予防する方法

シーリングについて知っておくことで、建物のメンテナンスの必要性がわかります。

ぜひ、本記事をご覧になり大切な建物のメンテナンスに役立ててください。

シーリングの基礎知識

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シーリングとは、外壁材の継ぎ目を埋めるために使用する充填剤のことを指します。

目地や隙間などに充填することで防水性や気密性を維持できます。

シーリングはシリコンやポリエステルなどの樹脂でできており、硬化すると弾力のあるゴムのような状態になるのが特徴です。

シーリングは、雨の侵入や外壁材の地震による割れを防ぎ、大切な住宅を守るために必要不可欠な存在ともいえます。

つなぎ目に伸縮性を持たせることで、強風や地震などで生じる建物の動きを吸収・緩和する緩衝材の役割を果たします。  

伸縮性を持たせる理由は、隙間ができひび割れや亀裂が生じた場合に雨水が浸入して雨漏りやシロアリの原因になるからです。

シーリングが劣化する主な原因

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シーリングが劣化する原因は、主に下記の3つが挙げられます。

・紫外線の影響
・温度変化による変形
・施工不良や材料の問題

一般的に、シーリングの寿命は5〜15年程度です。

外装塗装のシーリングは外壁などの硬い建材と異なり弾力性があります。 

その分、劣化しやすいという特性があります。

紫外線や経年劣化などの外的要因や、気候条件のほかに施工不良や材料の問題など複数の原因がある場合も少なくありません。

それぞれ解説していきます。

紫外線の影響

シーリングを劣化させる原因として紫外線が挙げられます。

シーリングには紫外線を吸収する添加剤が含まれており、年月が経つにつれて年々効果が低下します。
  

紫外線によりシーリングに含まれる添加剤が表面に流れ出してしまうことで劣化する場合や、材料そのものが変質してしまうケースも少なくありません。

温度変化による変形

温度変化や雨風による刺激によって、収縮や膨張を繰り返すことで建材が割れるのを防ぐのがシーリングの役目です。 

しかし伸縮を繰り返すことで、シーリングに含まれる可塑剤が滲みでるブリード現象を引き起こします。

その結果、ひび割れなどを起こしてシーリングが劣化してしまいます。

施工不良や材料の問題

施工してから数年が経っていないにも関わらずシーリングの劣化が見られる場合は、施工不良や材料の問題が考えられます。

施工不良の代表的な例は、シーリング材の前に塗装するプライマーと呼ばれる接着剤の塗り忘れや、塗りムラ・シーリング材の厚み不足が挙げられます。 

また、建材との相性や塗料との相性も要因として考えられます。

施工不良の劣化に関しては、施工した業者や専門業者に相談するのがおすすめです。

シーリングの劣化症状の確認方法

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シーリング材が劣化している症状は、下記の4つです。

・黒ずみや汚れ
・ひび割れや剥離
・硬化や肉やせ
・断裂や欠損

基本的には目視で確認できる項目なので、外壁周辺を目視で確認してみるのがおすすめです。

次に、シーリングの劣化症状を確認する方法について詳しく見ていきましょう。

黒ずみや汚れ

シーリングの黒ずみや汚れもシーリングが劣化しているサインになります。

黒ずみや汚れが発生する原因は、シーリング材の中の可塑剤が塗料と反応して浮き出してくることで起こります。

塗装面にべたつきが出て汚れを拾うため、シーリングが黒ずんだりグレーの汚れが浮き出てしまうのです。

ブリード現象とも呼ばれ、シーリングを打ち換えてその上から塗装した場合に起こる現象です。

シーリングの黒ずみや汚れは、目地を注意深く観察することで比較的容易に見つけられます。

ひび割れや剥離

経年劣化や地震などが原因で、ひび割れや剥離が起きることがあります。

小さなひび割れや剥離を補修せずに放置しておくと、住宅に大きなトラブルを招くきっかけになりかねません。

ひび割れや剥離が進行してシーリングの防水機能が果たせなくなる可能性もあります。

ひび割れや剥離は目視で確認できるので、シーリングのひび割れや剥離が起きていないか確認してください。

硬化や肉やせ

硬化はシーリングの中に含まれる可塑剤が、紫外線や経年劣化によりゴムの外に流れ出ることで起こります。

肉やせはシーリングに弾力を持たせるための成分である可塑剤が、外に溶け出し本来の厚みよりも薄くなった状態のことです。

ほかのシーリングと比べてカチカチに硬くなっていたりへこんでいたりする場合は、硬化や肉やせの症状が起きている可能性があります。

目視や手で触ってみるとシーリングの硬化や、肉やせが発見しやすいので確認してみてください。

断裂や欠損

見た目にもわかりやすい断裂が発生する要因は、線のように亀裂が入っている状態でシーリング剤の経年劣化や寿命などです。

シーリング剤は長期的に紫外線にさらされると弾力を失い、劣化していきます。

経年劣化以外にもプライマーと呼ばれる接着剤の不足や、シーリング剤の選定不足が原因で断裂や欠落が起こることがあります。

シーリングが断裂や欠落するのは、弾力性がなくスカスカの状態であり早めの対処が必要です。

シーリング劣化の対処法

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シーリングに問題が発生した場合は、早めの対応が必要です。

修理や補修など、すでに起きている症状の改善のほかに予防も含めた定期的なメンテナンスがあります。

シーリング劣化の主な対処法は、下記の3つです。

・補修や修理
・定期的なメンテナンス
・寿命や打ち換えのタイミング

それぞれみていきましょう。

修理や補修

まず、劣化が認められた場合には、修理や補修を検討しましょう。

内容によっては、自分でできる場合もあります。

ただし、基本的に高所での作業は危険ですのであまりおすすめはできません。

なるべく業者に相談して早めに修理や補修をしましょう。

定期的なメンテナンス

シーリングの劣化が起こる前に、定期的なメンテナンスや目視チェックを行うのが大切です。

劣化を早めに見つけることで、建物自体への影響が小さいうちに補修や修理ができます。

また高所などの目のつきにくい箇所が劣化していることも考えられるので、専門業者に点検を依頼するのもおすすめです。

業者に依頼することで、目の届かない部分までチェックし原因を突き止めたうえでメンテナンスができます。

寿命や打ち換えのタイミング

シーリングの寿命は、シーリングの種類や立地環境にも影響されるので、一概に何年経ったら必ず打ち換えをするとは言い切れません。

「10年経ったら打ち換える」「外壁塗装のタイミングで打ち換える」など、シーリングの寿命や打ち換えのタイミングを把握しておき、建物に影響が出る前に対処することが大切です。

シーリングの劣化に対処して快適に過ごそう

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シーリングの劣化は、紫外線や温度変化による経年劣化の影響のほかに、施工不良・シーリングそのものが原因で起こります。

定期的なメンテナンスや点検を実施する際に、シーリングの劣化に早めに気が付くことが大切です。

建物自体に影響が出ないように早めに対策することで、建物の寿命を高め快適に過ごしましょう。