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外壁メンテナンスの先送りは危険!?適切な時期と3つの方法を解説

  • 外壁塗装


外壁のメンテナンスがそろそろ必要だと感じても、具体的にはいつどのようにすればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

外壁メンテナンスを先送りにしてしまうと住宅の美観を損ねるだけでなく、雨漏りやシロアリ発生などのトラブルが起こりかねません。

そうならないためには、プロの手による定期的な外壁メンテナンスが重要です。

DIYでのメンテナンスは不具合の悪化や思わぬ事故を招く可能性があり、おすすめできません。

外壁のメンテナンスは必ず業者に相談しましょう。

この記事では、外壁素材ごとの推奨メンテナンス時期や自分で簡単に確認できる劣化サインを解説します。

また、外壁メンテナンスにかかる費用相場も紹介します。

外壁の劣化サインを見逃さず適切な時期にメンテナンスすれば、大規模な工事を回避し出費も抑えることが可能です。

外壁メンテナンスが必要なタイミング


外壁メンテナンスが必要なタイミングは、外壁素材により異なります。

まずは外壁の素材ごとに推奨されるメンテナンス時期を確認しましょう。

素材ごとの耐用年数は以下の通りです。

・窯業系サイディング:7~10年
・金属系サイディング:10~15年
・樹脂系サイディング:10~30年
・木質系サイディング:5~10年
・モルタル:5~15年
・ALC:7~15年

上記はあくまで推奨される時期であり、塩害が気になる海沿いの住宅などは耐用年数前にメンテナンスが必要です。

住宅環境によりタイミングは異なるため、外壁の劣化サインを見逃さないように注意しましょう。

外壁メンテナンスが必要なサイン

松山市外壁塗装,伊予市外壁塗装

外壁メンテナンスが必要な劣化サインは下記の5つです。

・外壁の色褪せ
・外壁のひび割れ
・塗装の剥がれ
・苔や藻の発生
・チョーキング現象

適切な時期にメンテナンスすれば、大規模な修理が必要になる前に劣化の進行を抑えられます。

外壁の色褪せ

外壁の色褪せは、外壁塗料の塗膜機能が落ちているサインです。

日当たりのいい南側と西側の外壁は紫外線の影響で特に色褪せが起こりやすいので、定期的にチェックしましょう。

外壁のひび割れ

外壁のひび割れは、塗料や下地の乾燥が原因で起こります。

見た目の美しさを損なうだけでなく、ひび割れ部分から雨が浸入し外壁内部の劣化を進行させてしまいます。

目に見えるひび割れがあれば、早急なメンテナンスが必要です。

塗装の剥がれ

塗装がボロボロと剥がれてきたら、塗料の耐用性が失われたサインです。

外壁を保護する機能が低下するため、雨水が浸入する恐れもあります。

苔や藻の発生

苔や藻の発生は、外壁表面の塗膜が劣化し防水性も弱くなっているサインです。

苔や藻は特に日当たりの悪い北側の外壁に発生しやすいため、チェックしてみましょう。

チョーキング現象

チョーキング現象とは、外壁を手で触ったときに塗料の粉がつくことを言います。

白亜化現象とも呼ばれます。

この粉は、雨や紫外線などの影響により塗料の中の合成樹脂が分解されてあらわれた顔料です。

外壁の耐久性や防水性が低下していることを意味し、雨水が浸入して苔やカビが発生する危険性は高まります。

チョーキング現象が見られたら、メンテナンスが必要なタイミングです。

外壁のメンテナンス方法


外壁のメンテナンス方法には以下の3つがあります。

・外壁塗装
・カバー工法
・外壁材の張り替え

どのメンテナンス方法が最適なのかは、劣化状況や予算などで決定されます。

最も適した方法を選び、住宅の耐用年数をできるだけ延ばしてあげることが大切です。

外壁塗装

外壁のメンテナンスと言えば外壁塗装を行うのが一般的です。

劣化部分を補修したうえで新たな塗料を塗装し、経年劣化により失われた保護機能を復活させます。

他の2つの方法と比べると費用も安く、最も手軽に行えるメンテナンス方法です。

新しく塗料を塗り直すことで、住宅のイメージをガラッと変えることも可能です。

ただし、外壁の劣化が進んでしまった場合には塗装での補修は不可能と判断されることもあります。

カバー工法

既存の外壁に新しい外壁材を重ね張りするのがカバー工法です。

カバー工法を行った外壁には、断熱性や遮音性が高まるメリットもあります。

しかし、重ね張りする分建物の総重量が増えるため、耐震性がやや下がるのはデメリットです。

耐震性をできるだけ維持するために、重ね張りする素材には軽量な金属系サイディングを採用するのが一般的です。

外壁材の張り替え

外壁の劣化が顕著で、カバー工法が行えるだけの強度を維持していないと判断された場合は外壁材の張り替えを行います。

外壁内部までメンテナンスは可能ですが、大規模な工事となるため費用がかかり工期も長くなります。

メンテナンス費用を抑えるためにも、張り替えに至らないよう定期的な外壁チェックが大切です。

外壁のメンテナンスにかかる費用相場

松山市外壁塗装,伊予市外壁塗装

外壁のメンテナンスにかかる費用は、どの方法を選ぶかによって異なります。

「外壁塗装<カバー工法<張り替え」の順で費用は上がるのが一般的です。

外壁塗装の相場

約30坪の一戸建ての場合、相場は70〜110万円前後です。

耐用年数の長さや遮熱効果など優れた機能性を持つ塗料ほど、高額になるのが一般的です。

あと何年くらい住むのか、塗料に付加したい機能を業者と相談したうえで決定します。

カバー工法の相場

カバー工法におけるメンテナンス費用は、約30坪の一戸建てで150〜240万円が相場です。

この費用には「足場の設置費用」「外壁材の材工費」「すき間埋め(シーリング)の材工費」などが含まれています。

元の外壁の上から新しい外壁を張り付けるため、撤去費用や廃材処理費用がほとんどかかりません。

そのため、外壁の張り替えよりも費用を抑えることが可能です。

外壁材の張り替えの相場

外壁の張り替え工事では、約30坪の一戸建てで150〜280万円が相場です。

既存の外壁の撤去作業があるため他の2つの方法よりも作業日数が長く、多くの場合費用も高額になる傾向があります。

新しく張る外壁材の種類によって金額に差が生じます。

外壁をメンテナンスしないとどうなる?


外壁をメンテナンスせずに放置した場合に起こるリスクは、主に以下の3つです。

・雨漏りが起こる
・シロアリが発生する
・美観を損ねる

外壁メンテナンスは見た目を綺麗にするためだけではありません。

先送りにしていると外壁本来の機能を果たさなくなり、生活に支障が及ぶ可能性もあります。

雨漏りが起こる

雨や紫外線によって外壁がダメージを受けると、防水機能が低下します。

そのまま放置すれば、最終的に外壁内部まで雨水が浸入するのを避けられません。

浸入した雨水によって起こる外壁のカビや木材の腐食は、住宅の寿命を縮める大きな原因です。

シロアリが発生する

外壁のメンテナンスを怠った結果雨水が外壁内部に浸入すると、シロアリが発生するリスクは高まります。

シロアリはジメジメとした湿度の高い場所に巣を作るため、外壁が多湿になるとシロアリの好む環境が生まれます。

シロアリはゴキブリの仲間であり、家の柱や外壁の木材を食い荒らす恐ろしい害虫です。

シロアリが発生すると、駆除はもちろん大規模な工事が必要になるケースもあります。

美観を損ねる

住宅の最も外側にある外壁の役割は、雨風や紫外線などから住宅を守ることです。

そのため色褪せや汚れが目立つ場所であり、メンテナンスせずにいると住宅全体の美観が損なわれます。

また、塗装の剥がれやひび割れも見た目に影響を及ぼします。

美しい外観を保つためにはメンテナンスが必須です。

定期的な外壁メンテナンスで機能性と美観を保とう

ツートンカラー 外壁塗装 施工事例 アフター
外壁のメンテナンスは、住宅の寿命を伸ばし安心して生活するために必要な工事です。

外壁をメンテナンスしないと、雨漏りやシロアリの発生などさまざまなトラブルが生じかねません。

また、DIYは思わぬトラブルにつながる危険性があるため、外壁メンテナンスは業者に相談のうえ正しく行うことが大切です。

メンテナンス方法には「外壁塗装」「カバー工法」「張り替え」とありますが、最も手軽にできるのは外壁塗装です。

ただし、外壁の劣化があまりに激しい場合には塗装できないケースもあります。

住宅の劣化サインを見逃さないように定期的なチェックが重要です。

外壁を適切な時期に正しくメンテナンスすることで、丈夫で美しい住宅を維持しましょう。